救急車に誰が同乗できるか

家族は何人乗れる?付き添いは必要?救急車に家族は同乗できる?

救急車に患者本人だけでなく、家族や付き添いの人が乗れるのかは、救急搬送の際に多くの人が気になることです。突然の病気や事故では、「家族も一緒に病院へ行きたい」「何人まで乗れるのだろう」と考えるのは自然なことです。

普通タイプの救急車は乗車定員が7名と決まっています。救急隊3名、傷病者1名としたら、残りは3名ですね。付き添いは3名までとなります。

救急車には、患者を搬送するための救急隊員や医療機器が乗っています。そのため、一般の自動車のように、希望する人が自由に乗れるわけではありません。家族や付き添いの人が同乗できるかどうかは、患者の状態や車内のスペース、安全面などを考慮して、現場の救急隊員が判断します。

家族は何人まで乗れる?

救急車に同乗できる家族の人数について、「必ず一人まで」「必ず二人まで」というような全国共通の決まりがあるわけではありません。患者の状態や救急車の種類、車内の状況などによって判断が変わるためです。

一般的には、患者の状況を説明できる家族などが一人程度同乗するケースがあります。特に、患者が子どもや高齢者の場合には、本人が自分の症状や持病、服用している薬などを十分に説明できないことがあります。そのため、家族が付き添って情報を伝えることが役立つ場合があります。

一方、家族が何人も同乗すると、車内が狭くなり、救急隊員が患者を処置する際の妨げになる可能性があります。そのため、家族全員が同乗できるとは限りません。複数人での同乗を希望しても、救急隊員から人数を制限されることがあります。

どうみても軽症っぽい人だとマックスまで同乗を許可しますが、CPAの場合は1人かゼロにしています。何故?処置に邪魔だからです。

付き添いは必ず必要?

救急車で病院へ搬送される場合、家族などの付き添いは必ず必要というわけではありません。患者の搬送や必要な処置は救急隊員が行うため、家族が同乗しなければ救急搬送ができないということではありません。

特に患者の状態が重く、救急隊員が車内で処置を行う必要がある場合には、付き添いの人がいないほうが安全なこともあります。また、救急車は緊急走行するため、車内の安全を確保することも重要です。

そのため、「家族だから必ず乗せてもらえる」と考えるのではなく、救急隊員の判断に従うことが大切です。

家族が同乗すると役立つ場合

家族の付き添いが役立つケースもあります。例えば、患者が意識を失っている場合や、突然の症状によって自分の病歴を説明できない場合です。

家族であれば、患者の持病や普段の健康状態、アレルギー、服用している薬などを救急隊員に伝えられる可能性があります。また、「いつから症状が出たのか」「何をしているときに倒れたのか」といった情報も、救急隊員や医療機関にとって重要になります。

このような場合には、患者のことをよく知っている家族が同乗することで、必要な情報を伝えやすくなります。

意識がない場合もですが、酩酊状態の場合も家族同乗を強く求めます。ただし、同乗者はシラフであることが条件ですが・・・

子どもの場合はどうなる?

子どもが救急車で搬送される場合には、保護者が付き添うことがあります。小さな子どもは自分の症状を正確に説明することが難しいため、保護者からの情報が重要になるからです。

また、子どもにとって、突然救急車に乗ることは大きな不安につながる場合があります。保護者がそばにいることで、子どもが安心できることもあります。

15歳未満のこどもの場合は親権者(普通は親)に同乗を求めます。病院側もそれでないと受け入れません。処置ができないからですね。

高齢者の場合も付き添いが役立つ

高齢者の救急搬送でも、家族の情報が役立つことがあります。患者本人が持病や服用している薬について正確に説明できない場合があるためです。

家族が同乗できる場合は、普段の健康状態や薬について救急隊員に伝えることができます。同乗できない場合でも、お薬手帳や薬の情報などを救急隊員に渡すことで、患者の情報を伝えることができます。

そのため、付き添いができるかどうかだけではなく、患者に必要な情報をどのように伝えるかを考えることも大切です。

同乗者の意味って、正確な傷病者情報の迅速な提供と(傷病者の)意思表示の代理行為の2点に集約されます。

同乗するときに気をつけること

家族が救急車に同乗できることになった場合は、救急隊員の指示に従う必要があります。救急車は緊急走行をするため、急ブレーキや急な進路変更などが起こることがあります。

車内では勝手に立ち上がったり、救急隊員の処置を邪魔したりしないようにしましょう。患者のそばにいることも大切ですが、救急隊員が安全に処置できる環境を保つことが優先されます。

また、患者の症状や持病、服用している薬などについて質問された場合には、分かる範囲で正確に答えることが大切です。

同乗者は横座り席にシートベルト着用を指示します。妊婦のようにできない人は同乗を許可しません。

家族が同乗できない場合は?

家族が同乗できない場合でも、慌てる必要はありません。患者の状態や救急活動の都合によっては、家族が乗らずに救急車だけが先に病院へ向かうこともあります。

その場合、家族は自家用車や公共交通機関など、別の交通手段で搬送先の医療機関へ向かうことができます。ただし、事故現場などでは安全確保が優先されるため、救急隊員から指示があればそれに従いましょう。

また、患者の健康保険証やお薬手帳、普段飲んでいる薬など、必要なものを準備して病院へ持っていくことも役立ちます。

同乗が厳しい場合は連絡先を聴取した上で現場離脱することもあります。その際は本部から貸与されている公用携帯から発信します。

救急隊員の判断を優先することが大切

救急車への同乗については、「家族なら必ず乗れる」「付き添いは必ず必要」と考えないことが重要です。救急隊員は、患者の状態や車内の安全、必要な処置などを考慮して、同乗できる人や人数を判断します。

家族としては、一緒に病院へ行きたいという気持ちがあると思います。しかし、救急車の目的は患者を安全かつ迅速に医療機関へ搬送することです。そのため、家族の希望よりも患者の安全や救急活動が優先されます。

まとめ

救急車には、家族や付き添いの人が同乗できる場合がありますが、何人まで乗れるかについて一律の人数が決められているわけではありません。患者の状態や車内の状況、安全性などを考慮し、現場の救急隊員が判断します。

付き添いも必ず必要というわけではありませんが、患者が自分の症状や持病、服薬状況などを説明できない場合には、家族が情報を伝えることが役立ちます。特に子どもや高齢者の救急搬送では、家族からの情報が重要になることがあります。

救急車を利用する際には、「家族だから乗れる」と考えるのではなく、患者の安全を第一に考え、救急隊員の指示に従うことが大切です。緊急時には家族も不安になりますが、必要な情報を正確に伝え、救急隊員がスムーズに活動できるよう協力することが、患者を守るための大切な行動といえるでしょう。

一番困るのは自称友達ですね・・・この人達は仮に同乗しても大して役に立つ傷病者情報を持っていないし、処置の邪魔だし・・私は排除していました。むしろ警察官同乗を要請していました。日頃の付き合いの成果がこういう時に出ますね。

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