【放置厳禁】脳卒中を未然に防ぐ!血圧管理が「最強の予防策」である理由

救急隊のホンネ

「最近、ちょっと血圧が高めなんだよね」

そんな風に軽く考えていませんか?

実は、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の最大の原因は「高血圧」です。血圧が高い状態を放置することは、脳の中に「いつ爆発するか分からない時限爆弾」を抱えているようなもの。
※「脳卒中」の言葉の起源・・・「卒(そつ)」:卒然(そつぜん)=「突然」「急に」という意味。「中(ちゅう)」:中る(あたる)=邪気や風に「当たって倒れる」という意味。

つまり「突然(卒)、悪い風に当たったかのように脳の障害が起きる(中)」から来ています。

今回は、なぜ血圧が脳卒中を招くのか、そして今日からできる対策について分かりやすく解説します!

  1. 血管の悲鳴?高血圧が脳を壊すメカニズム

血圧が高いということは、常に血管の壁に強い圧力がかかっている状態です。これが続くと、脳の血管は2つの「限界」を迎えます。

① 血管が詰まる「脳梗塞」

強い圧力で傷ついた血管の壁に、コレステロールなどが溜まって血管が狭くなります(動脈硬化)。そこに血の塊が詰まると、脳細胞に酸素が届かなくなり、脳梗塞が起こります。

② 血管が破れる「脳出血」

脳の細い血管が圧力に耐えきれず、もろくなったり、小さなコブ(動脈瘤)ができたりします。それがパンクして出血するのが脳出血です。

  1. 数値が10下がるだけで、未来が変わる

「血圧を下げなきゃ」と言われてもピンとこないかもしれませんが、その効果は絶大です。

  1. 要注意!「隠れ高血圧」の罠

健康診断の結果が正常でも安心はできません。

早朝高血圧: 朝起きた時だけ高いタイプ。脳卒中が最も多い「魔の時間帯」にリスクが跳ね上がります。

仮面高血圧: 病院では正常なのに、自宅や職場では高いタイプ。

これらを見つける唯一の方法は、「家で血圧を測ること」です。

ここで実際の血圧の測定タイミングを述べますと、「安静時血圧」と言って、朝(起床1時間以内、トイレ後、服薬・朝食前)と夜(就寝前)の1日2回、

椅子に座って1〜2分安静にしてから測定するのが最適です。医師も活動時(運動時)血圧よりも安静時血圧の方を重視することが多いです。

それと、血圧計ですが、手軽で場所もとらない手首型を使用している方も多いと思いますが、可能なら上腕で計るタイプの方が誤差が少ないです。

実際に私は入院中に実験しましたが、手首測定タイプは心臓をより下にして計ると・・例えばお腹付近にすると最大20%程度血圧値が上昇しました。

心臓よりも上げ過ぎると・・(具体的にはアゴ付近)今度は20%少ない数値が出ました。

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多分取り扱い説明書にも「心臓と同じ高さで計ってください」的なことが書いてあると思います。

それと既に医療介入を受けている方は主治医から助言されていると思いますが、血圧って1回ごとの点で見るのではなくて、1週間とか1月とかのトレンドで見ます。

つまり血圧値に一喜一憂はしない方が良いです。一番良いのは血圧手帳に記入することです。私はアプリで記録しています。あらゆる方面で分析してくれて重宝してます。

  1. 今日から始める「脳を守る」3つの習慣

脳卒中は一度起こると後遺症が残ることも多い病気ですが、予防できる病気でもあります。

「減塩」をゲーム感覚で楽しむ

お酢やスパイスを活用して、塩分を控える工夫を。目標は1日6g未満です。

  これは強い意志でないとかなり厳しいかも知れません。一つの目安は食パンが塩辛い!と感じたら、ゴールは近いですよ。

  あと、この減塩も血圧と同じで1日ごとに厳しく管理するのではなく、1週間で平均して6g未満なら良し!て感じの方が継続します。

  私なんか退院直後は塩分計を購入して1食ごとに計ってました・・主治医も呆れて笑ってましたが・・・

「ヒートショック」を防ぐ

冬場の脱衣所やトイレは暖かく。急激な温度変化は血圧を爆上げさせます。

  温度のバリアフリー化っていうらしいですね。

  それも大切ですが、湯舟に浸かって上がる時に急に立ち上がるのは迷走神経反射でフラッと来ることもありますので、ゆっくりと立ち上がってください。

  自転車や車の運転と同じ・・「急」のつく動作は避けるようにします。

  あまり関係ないかもですが、湯舟に浸かっていて「寝た」経験ある方おられます?

  それ「寝て」ません!

  「失神」してるんです!溺水事故になりますよ・・・ホントに・・

「My血圧」を把握する

毎日決まった時間に測ることで、自分の体の変化にいち早く気づけます。これは上で詳しくお話ししました。

まとめ:血圧管理は「自分への投資」

血圧を下げることは、単に数値を下げることではありません。数年後、数十年後のあなたが、好きな場所へ行き、好きな人と話し、美味しいものを食べ続けるための「人生の守り」です。

まずは明日から、自分の血圧を測ることから始めてみませんか?

5 最後に

  これだけは述べたいことです。

  まるで「しくじり先生、俺みたいになるな」ではないですが、

  最近tiktokやメタの記事で血圧は年齢+100が基準!っていう人がまだいますが・・これかなり古いイギリスの血圧基準なんですよ。

  海外はともかく、日本でも1960年代は「年齢+90」が基準でしたが、現在は75歳未満は130/80 mmHg未満が推奨されています。(日本高血圧学会基準)

  私も発症前はそれを信じていてこうなりました。ただのバカでしたね・・・

  ネット情報はどうしても確証バイアスが強くかかるし、仮にそれを信じて不都合が起こっても誰も責任をとってくれません。

  やはり看板を掲げて開業している医師のいうことを信じるのが一番だと思います。もちろん、セカンドオピニオンをとることも重要ですが・・・

  血圧基準が年々下がっていることに対して、「医薬品メーカー」と医師会がツルんで国民を食い物にしているとか陰謀論を吐く人がいますが、ヒマなんですね・・

  例えば、日本では80才以上生きる人が誰もいないなら、国の政策も医師会の基準も80才以上のことは考えなくても良いんですね。
  
  でも実際は寿命はどんどん延びていってるんです。こうなると、80才よりも先を見据えて政策や基準を考えなくてはならなくなる。

  結果としてどうしても安全パイを取らざるを得なくなると・・・
 
  ちょっと考えたら小学生でもわかることが理解できない・・・個人の考えは自由だと思います(内心の自由)でもそれ発信したら・・ねえ・・

  ネット社会は便利だけど、受けとる側も何が正しくて、何が間違いか?を見抜く力が必要とされるんですね。

  最後までお付き合い、ありがとうございました。

  ※この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療を目的としたものではありません。持病や服薬がある方は、必ず主治医に相談してください。

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