結論
地震による被害を完全になくすことはできません。しかし、日頃から十分な備えを行うことで、被害を大きく減らすことはできます。そのためには、
①家具の固定や住宅の耐震化を進めること
②非常用持ち出し袋や食料・飲料水を備蓄すること
③家族との連絡方法や避難場所を事前に決めておくこと
④地震発生時に落ち着いて行動できるよう、日頃から防災意識を高めることが重要です。これらの対策は、自分自身だけでなく、家族や地域の人々の命を守ることにもつながります。
1 地震への備えの必要性
日本は世界でも有数の地震大国であり、四つのプレートが重なり合う場所に位置しています。そのため、毎年数多くの地震が発生しています。阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震、能登半島地震などでは、多くの命や財産が失われました。また、建物の倒壊や火災、津波、土砂災害だけでなく、停電や断水、交通機関の停止など、人々の生活にも長期間にわたる大きな影響を与えました。
地震は、発生する日時を正確に予測することが難しい災害です。そのため、「地震が起きてから考える」のではなく、「いつ起きても対応できるように準備しておく」という考え方が大切です。普段から防災について考え、家庭や地域で対策を進めておくことで、被害を最小限に抑えることができます。
2 家庭でできる安全対策
家庭でできる重要な対策の一つが、家具の固定です。地震では、本棚や食器棚、タンス、冷蔵庫などの大型家具が倒れ、多くのけが人が発生しています。そのため、家具は耐震金具や突っ張り棒などを利用して固定し、重い物は低い場所へ収納することが望ましいです。また、寝室には倒れやすい家具を置かず、安全な睡眠環境を整えることも重要です。
窓ガラスには飛散防止フィルムを貼ることで、ガラスが割れた際のけがを防ぐことができます。さらに、停電時に備えて懐中電灯やスリッパ、笛などを枕元に置いておけば、夜間でも安全に避難しやすくなります。住宅が古い場合は耐震診断を受け、必要であれば耐震補強工事を行うことも、命を守るための重要な対策です。
3 非常用持ち出し袋と備蓄
大地震が発生すると、電気・水道・ガスなどのライフラインが停止し、スーパーやコンビニで食料を購入できなくなる可能性があります。そのため、最低でも三日分、できれば一週間分の飲料水や非常食を家庭で備蓄しておくことが望ましいです。飲料水は、一人一日三リットルを目安に準備すると安心です。水だけで約7日間生き延びることができます。(普通の人の場合)
非常用持ち出し袋には、飲料水、非常食、懐中電灯、携帯ラジオ、乾電池、モバイルバッテリー、救急用品、常備薬、マスク、ウェットティッシュ、軍手、防寒具、雨具、現金、身分証明書の写しなどを入れておくとよいです。また、乳幼児がいる家庭では粉ミルクやおむつ、高齢者や持病のある人がいる家庭では必要な薬や介護用品など、それぞれの家庭に合わせた準備が必要です。
【特】 絶対に忘れてはダメ!なもの
私は30年近く前に阪神・淡路大震災の時に1月20日に派遣されました。
その時に思い知らされたことが一つだけあります。
それは・・・トイレです!
人間て、飲み食いは我慢もできましが、排泄だけはどうにもなりません。
マンホールトイレなどの整備を進めていますが、あれは机上の空論に近いと思ってます。
マンホールってそれほど多くないけど、その町内だけで数千人の人が排泄をするんですね。
マンホール・・・堆積して詰まるのが目に見えています。
自分の身は自分で守るが鉄則なんです。
携帯トイレは絶対に備蓄してください。腐りませんから・・
インフラ・・特に水道やガスのように地中を通るパイプ状のものは復旧までに相当の時間が必要になります。ですから、1人あたりせmて100回程度使用できる個数を備蓄してください。
我が家は一人150回分を備蓄しています。
さらに、備蓄品は準備して終わりではありません。食品や電池には使用期限があるため、期限が近づいたものを普段の生活で使い、新しいものを補充する「ローリングストック」を行うことで、無理なく備蓄を続けることができます。
4 家族との連絡方法
災害時には電話回線が混雑し、家族と連絡が取れなくなることがあります。そのため、事前に連絡方法や集合場所を決めておくことが重要です。例えば、「大きな地震が起きたら近所の○○公園に集合する」「自宅へ戻れない場合は祖父母の家へ向かう」など、家族全員が理解している場所を決めておけば、離れ離れになっても落ち着いて行動しやすくなります。
また、NTTの災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言板を利用すれば、自分の安否や避難先を家族へ知らせることができます。さらに、LINEなどのメッセージアプリは電話より通信しやすい場合があるため、「無事です」「○○小学校の避難所にいます」など、短い文章で安否を伝える方法も有効です。
学校や職場、買い物中など、自宅以外で地震が発生する可能性もあります。そのため、自宅周辺だけでなく、普段利用する場所の避難所や避難経路も家族で確認しておく必要があります。自治体が公表しているハザードマップを活用し、津波や土砂災害などの危険区域、安全な避難場所を把握しておくことで、災害時にも冷静に行動できます。
5 避難場所を確認し、防災訓練に参加する
災害時に安全な場所へ避難するためには、普段から避難場所を確認しておくことが大切です。自宅の近くにある避難所だけでなく、学校や職場の周辺にある避難場所についても確認しておく必要があります。
自治体が作成しているハザードマップを見ることで、津波や土砂災害、洪水などの危険がある地域を知ることができます。例えば、海の近くに住んでいる場合は、強い揺れを感じたらすぐに高い場所へ避難する必要があります。事前に避難経路を確認しておけば、混乱する状況でも安全な行動を取りやすくなります。
また、地域や学校で行われる防災訓練に参加することも、今できる大切な備えです。訓練では、避難の流れや消火器の使い方、応急手当の方法などを学ぶことができます。実際に経験しておくことで、地震が発生した時にも慌てずに行動できる可能性が高まります。
避難訓練の時に必ず、町内単位で避難所(公立小中学校等)に行きますが、あれは何故か?分かりますか?
答:避難時点で各町内単位で何人が存在するのか?大人?子供?男女のどちら?それらを一括管理するためなんです。その数字って、やがて送られてくる支援物資数の算出根拠になるんです。
ですから、面倒くさいから行かなくても良いや・・・ってなると、支援物資の人数に入らないことになります。結局は強奪みたいになる・・・海外で良くみる光景ですね・・・泣
6 正しい情報を得る準備をする
地震が発生した直後には、多くの情報が発信されます。しかし、その中には間違った情報や不確かな情報も含まれるため、正しい情報を選ぶことが重要です。
今できる対策として、防災アプリを入れたり、自治体の防災メールに登録したりする方法があります。緊急地震速報や避難情報を早く受け取れるように準備しておけば、安全な行動につながります。
また、SNSだけの情報をそのまま信じるのではなく、気象庁や自治体など、信頼できる機関から発表される情報を確認することも大切です。正しい情報を得て、冷静に判断する力を身につけることも、災害から身を守るための重要な備えです。
この記事のように誰が書いたか出自のハッキリした情報とウサン臭い情報を取捨選択する能力が必要なんです。
まとめ
地震はいつ発生するか分からず、完全に防ぐことはできません。しかし、被害を減らすために今できることは数多くあります。家具の固定、非常用品の準備、家族との連絡方法の確認、避難場所の把握、防災訓練への参加など、一つ一つの行動が自分や大切な人の命を守ることにつながります。
防災は、災害が起きてから始めるものではなく、普段の生活の中で少しずつ進めていくものです。「いつかやる」のではなく、「今日できることから始める」という意識を持つことが大切です。小さな備えの積み重ねが、地震発生時の大きな安心につながります。
自分の命、家族の命、そして地域の人々の命を守るために、一人ひとりが今できる防災対策を継続していく必要があります。

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